母に言われて思い出したこと。
子どものころ、みかんの、袋がちいさくてほかの粒にはさまっちゃってるやつ(以下、赤ちゃんという)がすごく好きだった。いつも最後まで食べられなかった。
それを見てお母さんも自分の赤ちゃんをくれた。
赤ちゃんは増えれば増えるほどかわいくて、もったいなくて食べられなかった。
今でも好きだけど、そんなふうにとっといたり人のをもらったり食べられなかったりしていたのは忘れてた。
あれはちっちゃいほどかわいい。
ごわごわした面がなくて、ぷるんとして、ほんとうに赤ちゃんみたいだ。
考えてみると、あれは耳たぶみたいだ。わたしは子どものころから耳たぶが大好きで、いつも人のを触ってはいやがられていた。
母に思い出させられてから、また集めるようになってしまった。
これはいよかんの赤ちゃん。普通のみかんの1粒くらいの大きさだけど、赤ちゃんはやっぱりかわいい。
